seigaku.20 ページ20
倉庫裏に来た優奈とA
「手塚先輩！先輩の事好きですっ
私と付き合ってくれませんか？」
〈可愛い子ね、優奈〉
〈そう？私の方が可愛いわよ〉
〈あはは；〉
頭を下げて返事を待つ2年生の子
「すまない、俺は君と付き合う事は出来ない」
「恋人がいると、練習の邪魔になるからですか？」
「いや…そうじゃないが」
「じゃあどうしてですか!? 私毎日練習見てました」
「それは知っている。何度もタオルをもらった」
「もしかして先輩は…好きな人がいるんですか？」
そのことに関して手塚は
「…………」
黙り込んで、2年の子を見ている
〈だ、黙ってるわよ？手塚くん、本当に好きな人が…？〉
〈好きな人くらいいるでしょうよ、手塚君も〉
「そうなんですね。誰？誰なんですかっ」
「気になっている人はいるが…好きかは分からない。
それに君に言っても分からないだろう。俺と同じ3年だ」
手塚の気になる人は3年生
「そう…ですか。わかりました
困らせてしまってごめんなさい…」
「いや、大丈夫だ。こちらこそすまない…」
その子は走って行ってしまった
「誰だ、そこにいるのは分かってる」
〈やば…っ〉
誰かいることには気づいていたようだ
「手塚君…」
「水野と片山、聞いていたのか」
「ごめんなさい、私が…Aを強引に」
優奈が謝る
「そうか…盗み見はよくない。次からは気をつけろ」
「うん、ごめんね手塚君」
「いや、もういい」
手塚は先に戻っていった
「はぁ、手塚くんに怒られちゃった…ショック。
もう今日は帰るね」
「え、見ないの優奈？テニス」
「うん…なんかブルーになっちゃったから
じゃあねA…」
「う、うん。また明日」
そう言って優奈は重い足取りで帰っていった
テニスコートに戻ったAは
手塚と大石の練習試合を見た
「あ、竜崎先生こんにちは」
「あー水野か。ゆっくり見て行くといいよ」
「ありがとうございます」
手塚は圧倒的に強く、大石を押していた
「はっ」
手塚のドロップショット
「わ、すごい…」
「「きゃー！手塚先輩、かっこいいーっ♡」」
「手塚さーん、こっち向いて下さーい！」
(こっちもすごい…)
しかしその声援に応えはしなかった手塚
いつものことだがそれでもきゃーきゃー言ってる
その女子たちを睨む麻沙美の姿が…
「はぁ…やっぱり手塚には敵わないよ」
「次！桃城、海堂！」
「はい！」
「うっす」
桃と海堂の練習試合は桃の勝ちだった
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赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！楽しみにしています！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました！少しずつ更新していきます！ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
x他1人 | 作成日時：2019年6月7日 20時
