seigaku.19 ページ19
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「手塚、どうかした？」
「このイベントのメリットはなんだ」
「……」
「人気投票をして何になる？」
黙っている乾のもとへ来たのは
「生徒を増やすためさ」
「中村」
「生徒を増やすってなんだい？中村」
「美男美女がいるこの学園に、来年通いたいって
思うようにっていう生徒集めが目標なんだ。
理事長に聞いたところ、年々青学に通う生徒は
少しずつ減っているらしい。氷帝に行く人が殆どだよ」
「そんなんで生徒が増えるとは思わないけど？」
「Aちゃん」
不二はAが来たことに気づき、名前を呼ぶ
「私は人気投票はしなくていいと思う
それよりも他の行事がいいに決まってる。
どうでもいいと思ってる人もいるんじゃない？」
「確かにいるかもね。少なくとも手塚は興味無い
みたいだし」
不二の言葉に手塚はああという。
「乾君は興味あるわけ？」
「………」
乾は正直あまり興味無いようである
「私は興味無いわ」
「で、でももう決まったことだし…今回だけは
大目に見てくれないだろうか？水野さん」
中村は慌てていた
Aは賛成してくれるだろうと思っていたからだ
「来年は私たちは高等部に進むからいいけれどね」
「では今回だけは投票するとしよう」
手塚の言葉に中村はありがとう！と礼を言った
＊＊＊
部活が始まる時間
「A！」
「優奈」
「もう帰るの？」
「うん、そうだけど」
「テニス部見に行かない？」
優奈から珍しく誘われた
彼女は塾が忙しく、なかなか手塚を見に行けなかった
「テニス部っていうより、手塚君でしょ？」
「ま、まあねっ」
「いいよ」
「よーし、いこいこっ」
しかしテニスコートに手塚の姿は見えなかった
「あれ？手塚君いないね？A」
「本当だわ。あっ」
Aはリョーマを見つけた
「おーい、越前くーん！」
「ん？あ…A先輩」
リョーマはAに近づく、金網越しに会話をする
「手塚君はどこかな？」
「手塚部長なら、あそこの倉庫の裏にいるっスよ」
「倉庫の裏？」
「うん、一人じゃないけどね」
リョーマの言葉に優奈は
「ま、まさか告白…!?」
「そうなんじゃない？部長呼んだの女の子だったし」
「行くわよA！」
「えっ、あ！ちょっと…!?」
Aの腕を引き、倉庫裏に連れてかれた
「どうした？越前」
「桃先輩、A先輩の友達が倉庫裏に行ったんすよ」
「マジかよ」
「多分A先輩の友達、手塚部長の事好きっスよ」
「モテるなぁ…部長と不二先輩は。
羨ましいよな、羨ましいよ」
桃はモテないらしい
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赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！楽しみにしています！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました！少しずつ更新していきます！ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
x他1人 | 作成日時：2019年6月7日 20時
