black.124 ページ24
.
「私は恋愛は得意な方ではないんですよ…
複数の女性を同時に愛せるほど、器用な男でもないので」
昔のことを思い出す。
同僚のジョディと付き合っていたが、
潜入するために組織のメンバーだった
宮野明美に近づき交際した為、
その時ジョディとは別れている。
彼女は別れる必要はないと言ったが、
先程の似たようなセリフをジョディに言っていた
「複数の女性を愛する事が器用だとは思わないわね〜
一人の女性を愛することが大切だと思わない?
まぁ赤井君は浮気とか絶対しないでしょうけど」
「……はい」
「今、あなたは誰を愛してるの?
誰を大切にしてる?」
「Aです、今ではなく
これから先もずっと…彼女だけを」
「そう!さっき過去の事を言っていたんでしょうけど、
大切なのは
Aちゃんを幸せにするのよ赤井君!応援してるから♡」
「ありがとうございます、
一緒に住めるだけでも幸せですがね」
「夜這いしちゃダメよ?ウフフ…」
「……」
「あら、もしかしてもう既にしちゃってる?
赤井君も男の子ねぇ〜っ」
「あの」
「なぁに?」
赤井はキスの事を聞いてみる
「寝てる彼女に内緒でキスをしたり、
首にキスマークを付けたりしたんですが…
これは夜這いでしょうか」
「夜這いね♡」
有希子の返事は即答であった
「やはりそうですか…思い切りしてます」
少し照れてしまった赤井
「まあ、好きな子と住んでたらそうなるわね!
Aちゃんは気づいてないんでしょ?」
「ええ、まあ…」
「じゃあいいんじゃない?無理矢理抱くのは
男としては最低だけど、そこまでしてないでしょ?」
「もちろんです、想いが通じ合ったときには
どうなるか解りませんが…」
「いいわね〜若いって!」
おばさんみたいな発言をする有希子
これでもまだ37歳である。
「いや、有希子さんもまだ若いですよ」
「あらーありがとっ♡
さて、次はAちゃんの様子を見なくちゃ!」
有希子はコナンと書斎にいるAの所へ向かった
629人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白くてすぐ読み終わってしまいました!続きが気になります!更新楽しみにしています! (11時間前) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です!ありがとうございます\(^o^)/ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです!楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kyoko. | 作成日時:2019年5月22日 20時