ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫 (ページ27)

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戦慄！見上げ入道…9 ページ27

会場前にやって来たA達。猫娘に耳を引っ張られながら連れて来られたねずみ男

鬼太郎「これ全てお前が仕組んだのか？」
ねずみ男「こんな事は俺にとっちゃ夕飯前だね」
猫娘「みんな困ってるでしょ！」

ギギッ！とねずみ男の耳を引っ張る…すると

まな「鬼太郎、A！」

まなが突然やって来た

目玉おやじ「まなちゃん？」
A「何でまなちゃんが此処に？」
まな「友達が兄弟して行方不明なの…ねぇ、やっぱりこれって妖怪の所為？」

目玉おやじ「んー、じゃが中に入れなくて困っておるのじゃ」
まな「此処、パパの会社が設計したの」

猫娘「だから何？」

まなが気に入らないのか、猫娘の言葉には少し棘があった

まな「パパのパソコンから貰って来ちゃった」

まなは携帯を見せ、その画面には会場の設計図が書かれていた

まな「中央ドームの設計図。非常用の出入り口があるみたい」
目玉おやじ「何という偶然力じゃ！」
猫娘「ハッキング出来るの？」
まな「ハッキングも何も…ウチのモニターの横にパスワード張ってるんだもん」
猫娘「セキュリティの甘い父親ね…

でも、人間は関わらない方が良いわよ」

まな「だから！友達が行方不明なんだってば！！馬鹿だけど友達なんだよ！！」
猫娘「あたし達に任せて置けば良いの」
まな「この間Aを助けてあげたの私だから！」

猫娘とまなは互いに睨み合い険悪な雰囲気になっていた