輪廻眼の姫君4 【呪術廻戦】

起首雷同ー参ー…8 ページ32

連続で血塗を殴り飛ばし、それを見た壊相は血塗の名を叫ぶ。だが、それを遮るかのようにAが艶獄を使う。



痛みに耐え走る壊相…だが、Aと虎杖は背中合わせのままスイッチし切り替える。


壊相(スイッチ！！瀕死の女により瀕死の弟を当てるか！いつでも動きを止められるとでも！？


術式を解くか否か…このままでは、弟を助けに行けない！！「朽」の発動中は「翅王」は出せない！だが、今のあの女に弟を殺せるだけの余力があるか！？


女に妨害されようと女が死ぬより先に私がこの男に殺されることはないだろう！！




絶対に術式は解かない！！！)









血塗「ぁ……兄者…」





瀕死の血塗が壊相を呼び、ハッと目を開く。









そして、気づいた時には壊相は術式を解除し、襲いかかる虎杖に「翅王」を使って攻撃を仕掛けていた。





「翅王」を避け続け、壊相の懐へ…そして、Aは妖艶を出し、刃に自身の呪力を流し………、そして








黒い光と共に虎杖は壊相の右腕を肩ごと吹き飛ばし、Aは血塗を切り裂いた。



壊相「(なんだ今の黒い光は！！


私は確かに…確実に呪力で強化した腕で拳を受けた！だが、気づけば肩ごと飛ばされていた。)



ああ…弟よ。



死ぬな…弟よ……！」

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