起首雷同ー弐ー…3 ページ21
頭の中でことの顛末を考えながら目の前に立つ男・壊相と睨み合っていると、突然大きな気配が現れ、気配を察知した2人は目を開く。
壊相(急に現れた大きな気配…宿儺の指が結界から出たのか。もし、指の寄主を祓ったのが術師だとしたら……なかなか)
A(そうだとしても指の…特級相当の呪霊と殺り合って勝ったとして…無傷で済むとは思えない。みんな大丈夫かな)
壊相はスッと決して背中を見られたくないのか、背中を向けず飛び跳ねながら指の所へと行こうとした。
壊相「失言。私が話したことは忘れて下さい」
A「待て!(こいつ…指の所に行く気だ)
ふざけた走り方して…そんなので撒かれると思ってるの?」
壊相「私、自分の背中がコンプレックスでして…警告です。私の背中を見たら殺し…「あ!」…ぁ」
目を細める壊相…だが、その壊相の背後から現れたのは虎杖と血塗だった。
虎杖「A」
血塗「あ、兄者」
壊相「みっ…みっ…」
「「「??」」」
壊相「見たなぁぁぁああ!?」
激怒した壊相の背中には恐ろしい顔があり、虎杖と血塗は慌てて謝る。
虎杖「え、誰!?なんかゴメン!!」
血塗「ゴメン兄者ァ!わざとじゃねぇ!わざとじゃねぇんだ!!」
壊相「殺す!!」
勢いよく振り向いた壊相の後頭部を呪力を流した妖艶で殴り飛ばした。
A「じゃあ、なんでそんな格好してるの?でも、なるほど…変なニオイはそれか」
壊相「ムレるんだよ。
ーー蝕爛腐術 極ノ番
「翅王」!!」
壊相が戦闘態勢に入り2人を見下ろしAと虎杖はキッと目を細めた。
壊相「バチ殺し!!」
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A(プロフ) - 面白かったです。続きも楽しみにしてます!もしできれば棘推しなので棘オチの作品も書いていただけたら嬉しいなぁ (2022年10月25日 19時) (レス) id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
みおみお(プロフ) - 五条さん推しなのでこの作品大好きです!絵も凄く綺麗ですね‼︎ これからも更新楽しみにしてます! 頑張ってください(^-^) (2021年10月25日 2時) (レス) id: 03a2c497fa (このIDを非表示/違反報告)
識(プロフ) - ありがとうございます!! (2021年9月30日 18時) (レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - 識さん» コメントありがとうございます。絵ですか?アイビスペイントで書きました。 (2021年9月30日 7時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
識(プロフ) - すみません。聞きたいことがあるんですけど、この子の人物紹介の画像ってどうやって作りましたか? (2021年9月30日 5時) (レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2021年9月4日 1時