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呪術甲子園…5 ページ46

医務室から自室へと移され、五条と入れ違いでピザを片手に虎杖達が見舞いに来ており、Aのベッドを囲いピザを食べていた。


釘崎「アンタ、いつの間にあのゴリラと仲良くなったのよ」
虎杖「いや、仲良くなったっつーか…記憶はあんだけど、あの時は俺が俺じゃなかったというか…」


虎杖と釘崎がピザを食べながらそんな話をしており、その横で真顔のままもくもくとピザを食べていたA。


釘崎「何、アンタ酔ってたの?」
虎杖「釘崎は俺があの状況で酒を呑みかねないと思ってるの?ショックなんだけど…でもまぁ、Aが元気になって本当に良かったよな!ピザも食えてるしなっ!!」

伏黒「いや、もっと消化のいいもんあっただろ」
釘崎「文句言うな」



精神は安定しても体に蓄積されたダメージはすぐには癒えない…伏黒は体を気遣って消化のいいものを持ってくるべきだったのではと思っていた。


A「あの時、五条先生がすぐに気づいてくれたのが良かったみたい。もう少し遅かったらこんな状態で済まなかった」
虎杖「へー、そうだったのか」
伏黒「おい…」

気の緩い返答をする虎杖に伏黒が呆れた表情を浮かべおり、それを見た虎杖は「怒るなよ伏黒ぉ…!」と焦り顔を向けていた。


A「虎杖君…」
虎杖「ん?」
A「貴方、強くなったんだね…あの時、私達それぞれの真実が正しいと言ったよね。その通りだと思う…逆に言えば私達は2人共間違ってる」

虎杖「?」
釘崎「答えがない問題もあんでしょ。アンタは色々と考えすぎなのよ」


A「分かってる…答えがないなんてことは。あとは自分が納得できるかどうかだから…我を通さずに納得なんてできない。弱い呪術師は我を通せない。私も強くなる…すぐに追いつくから」


真っ直ぐに虎杖の目を見つめると虎杖、そして伏黒はAの負けず嫌いな一面をまた見れて嬉しそうに笑う。

虎杖「ハハッ!相変わらず負けず嫌いだな!」
釘崎「私抜きで話進めてんじゃねーよ」



東堂「それでこそマイエンジェルとブラザーだな!」

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プスメラウィッチ - 勿忘草さん、この小説は渋谷事変編は曲げて欲しいです。できれば五条悟は封印しないで欲しいです。お願い出来ますか(>人<;) (2021年9月2日 5時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
key - いつも楽しませてもらってます。 (2021年8月29日 15時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっしー(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました。更新を楽しみにしてます。頑張ってください。 (2021年8月22日 8時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)
Kazunoko(プロフ) - 初コメ失礼します!Kazunokoと申します。いつも楽しく読ませていただいてます!シリアスで重い展開、好きなのでありがたいです!これからも楽しみにしています!頑張ってください! (2021年8月21日 19時) (レス) id: 38c9d09af9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ほんっとうに面白いです!!!応援してます!! (2021年8月18日 14時) (レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2021年8月9日 15時

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