輪廻眼の姫君3 【呪術廻戦】

黒閃…7 ページ18

パンダに抱えられたAは暴走を抑えるあまりかなりの負担がかかってしまい心臓が段々と遅く…そして息までも弱くなっていた。虚ろな瞳で映り込んだものは霞んでいく。



A(…よかった…のかな。




虎杖君や東堂さんを置いて、お姉ちゃんや伏黒君に怪我をさせて…。




自分の私情で暴走させようとして)




ーーー

五条「君はまた人を殺しかけた…いや、それだけならまだマシか。


最悪、周りの人間も殺してたかもね。君


禪院ってさ、僕の中では″出来の悪い生徒″なんだよね。




感情や呪いに感化されやすいし」




ーーー



A(全部…先生の言う通りだ。私は呪いや感情に影響されやすい。だから周りのことも考えないで眼を使おうした……。






矛盾してる。





守るべき人を選んで助ける…そう思ってたのに周りを巻き込むなんて……相当イカれてる。






…疲れた。





もうなにも……分からない。





…分かりたくない)






そうしてAは目を閉じてしまい…手が力なく揺れたことに気づいたパンダ。



パンダ「A…！？


ま、マズい！！悟ぅーーっ！！！」





パンダは一大事だと血相を変えて五条の元へと走って行った。







A(先生……私…、




あの時どうしたらよかったの？)







生きる選択を選ぶべきだったのか……それとも。





ーーー


次回…の次あたりオリジナル入ります！



今回に引き続きオリジナルは重いです。



よろしくお願いいたします！！



勿忘草からでした！！

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