【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ49)

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Episode18 絶対魔獣戦線メソポタミアI…5 ページ49

A「母親も生まれも関係なく本当にやりたいと思ったこと。私にそんなものは無い……無かった。

無かったんだよ…ギル」

自分の体の一部である大杯を体に取り込み…ギルガメッシュとの記憶、感情を取り戻しAは止めどなく溢れる涙を流しながら自分自身の手を見つめ、締め付けられる様に痛む胸をギュッと掴む

A「でも…思えば1つだけあった。

貴方に会いたかった。

貴方ともっとお話ししたかった。

この胸に残る沢山の思い出の話を…この想いを…貴方を愛した1人の女としてもう1度…

伝えたかった…！」

ティアマトは猛攻を受けながらも城砦を越えてしまい止まる事はなかった

A「でも、それはもう叶わない。それは私が初めて得た大切な想い。だからこそ…この想いを伝える事は出来ない」

藤丸「駄目だっ！市に！！」

A「私は人の世を維持する為に生を受けた……さようならお母様。

貴女は選ぶ子供を間違えました」

マシュ「このままじゃ！」
藤丸「え…あれは！」

ギルガメッシュ「…」

Aがティアマトに向かって行く姿が目に移り、ギルガメッシュも気付いた様でただただ見つめていた

A「(今なら分かる。この体が本当にやるべき事…それは)

…女神アフロディーテ神・Aがここに天の鎖の筺を示す！！」

ティアマトの目の前へと飛行し宝具展開をすると囲む様に光の円状が現れる

A「母の怒りは過去のもの

今呼び覚ますは星の息吹！！」

Aの脳裏にはシドゥリとの思い出…そしてギルガメッシュとの細やかながらも幸福な想いと思い出が過ぎる

A「人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)！！」