【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ20)

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Episode15 目覚め…9 ページ20

牛若丸「同じ手に2度…甘く見たのは私か…だが、どの道、貴様らには勝ち目はない。たった今…聖杯は母上の手に！」

マシュ「止められなかった！？」
藤丸「牛若、如何して君が…！」

牛若丸「…さて、私には素質があったのでしょう。人の世を恨み、殺したくてたまらないと願う人でなしの暗い淀みが…」

牛若丸が後ろを振り向くと海岸には沢山のラフムの群れがおりイシュタルは嫌そうな声を漏らす

マシュ「こ、こんな数…もう今のウルクでは耐えられません！」
牛若丸「さらばだ。カルデアの残党！「次の私」がきっと貴様達を殺すだろう」

牛若丸は消え、藤丸は悔しそうに拳を握り締めていた。

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そして、藤丸達はギルガメッシュと来た観測所へと向かい、ラフムに襲われたのか所長達の姿もなく荒らされていた。観測所の中にあった遠隔通話の魔術でギルガメッシュと連絡を取る

ギルガメッシュ「遅いわ！カルデアの！」
イシュタル「へぇ、遠隔通話の魔術ね」
ギルガメッシュ「この時の為に連絡装置を作っておいた我の機転よ。急造ゆえ何かと似通っていても見過ごせ」
イシュタル「はいはい」

藤丸「エリドゥは…シドゥリさんは」

ギルガメッシュ「もう良い」
マシュ「あ、あの…ウルクの状況は？」
ギルガメッシュ「全方位、三百六十機の大弓を以てラフムを迎撃中だ。1時間は持つ…だが、それ以上は持たぬ。兵も我の魔力もな」

イシュタル「でしょうね」