ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫 Lastリクエスト

三途の河のだつえばばぁ…7 ページ7

まなはすごく嬉しそうに地獄針をサッと取り走っていく

地獄の死神「全く…猫娘と同じで気の早い女じゃ。さて、俺は閻魔様に知らせに行くか」




走っていたまなは急に立ち止まり地獄針を見つめる

まな「万有…何とかって……何だったっけ？」



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鬼太郎達は岩陰に隠れ番犬の吐き出す炎から身を守る

ねずみ男「鬼太郎！早く彼奴を倒せ！」
鬼太郎「無茶言うな！凄いパワーなんだぞ」

猫娘「鬼太郎！Aの様子が！」
鬼太郎「っ！」

鬼太郎が駆け寄ると悪の生が宿り始め息をするのもやっとの状態となっていた

鬼太郎「A…」
A「っ…はぁ…」

喋る力もなくし鬼太郎はギュッと手に力を入れる

鬼太郎「くっ…」
目玉おやじ「閻魔大王はまだか！」
猫娘「まな…間に合って！」



だつえばばぁが毱をうっている姿を陰から見つめるまな

まな(だつえばばぁ…万有何とか玉なんて持ってないのに……ん？玉…手毬…あれだ！！)

たぁぁっ！と針を持ちながらだつえばばぁに掴み掛かるまな

鬼太郎「まな！」

だつえばばぁ「何をする！」
まな「万有何とか玉を渡して！」

だつえばばぁが手を滑らせ毱を落とし…落としていく内に毱の皮が剥げ万有自在玉が露わになる


まな「見ぃ〜つけた！！」
だつえばばぁ「止めろ！それがないとわしは、ただのばばぁになるんじゃ！」

まなはにっこりと笑い地獄針で万有自在玉を破壊し番犬も正気に戻り住処へと帰っていった

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