ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ38)

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漆黒の冷気妖怪ぶるぶる…4 ページ38

裕太は薪と混ざって置かれていた巻物に気づき広がると恐ろしい顔をした女の絵が描かれていた

裕太「え？コレは何？」
大翔「何だそれ？うわっ、変な絵だな～きったね！」

裕太から巻物を取り、汚いと言い焚き火へ投げ捨てた

裕太「あ！ぁ…」
大翔「何だよ？」
裕太「もっと見たかったのに…」
大翔「何でだよ！(汗」
裕太「さっきの妖怪の絵だったかもしれないよ？」

巻物が燃え、描いてあった女の目がギョロッと動き不気味な声と共に何処かへ行ってしまった事に気付かなかった

「おじさん、駐車場へ行って車から寝袋を取って来るよ。暫く火を見ててね？」

「「「はーい！」」」

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暫くしてもまなの父が駐車場へ行ったっきり戻って来なかった

蒼馬「何か眠くなってきたな～」
まな「お父さん…遅いな？」
蒼馬「俺見に行って来るよ」
まな「え？」
大翔「俺も行く！」

そして、蒼馬と大翔は駐車場へ行ってしまった

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駐車場へ着くと寝袋が放り出されており2人は駆け寄る

大翔「寝袋だ！」
蒼馬「一体何があったんだ…？ってか、おじさんは何処に行っちゃったんだよ？」

すると大翔の首筋に冷気が走りブルブルと震える

大翔「兄ちゃん！何か今、急に冷たくなった！」
蒼馬「はぁ？そんな訳無いだろ…取り敢えずまなに伝えてやらねーと」

歩こうとした蒼馬の足を誰かに掴まれ下を見ると真っ白な手が蒼馬の足を掴んでおり、そして冷気が走る

蒼馬「助けてくれぇぇ！！」

大翔「うわぁぁっ！」