ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ31)

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女妖怪・後神との約束…14 ページ31

三田村「僕はこれから彼女と夜間フライトなんだ！とっとと消えろよ！警察呼ぶぞ！！」

後神「…愛してたのに。本当に…愛していたのに！！！」

後神は本気でキレてしまい本性を現し、三田村に向かって行くと三田村は後ろに居た女性を盾にしながら押すと、後神は押される女性を退かし三田村に向かって行くが、鬼太郎のちゃんちゃんこに体を縛られ動けなくした…。

後神を見た三田村は腰を抜かし驚いていた

鬼太郎「もう止めるんだ後神！」
後神「何故邪魔をする！」
鬼太郎「君が、この人間を殺すと言うのなら僕は…」
目玉おやじ「後神よ。お前は人間を愛し過ぎた…故に、本当の自分を見失ってしまった。元の優しい自分に戻るんじゃ」

後神「うぅ…っ」

後神は落ち着いたのか怒りは消え人間の姿へ戻る

後神「でも、このままじゃ…」

ずっと黙っていたAが三田村に歩み寄る

鬼太郎「A？」

すると、三田村の胸ぐらを掴み上げ思いっきり殴り飛ばした。その様を見て鬼太郎や後神は目を開く

三田村「痛ってぇ…な、何をするんだ！！」

A「痛い？貴方はそれぐらいの痛みかもしれないけど後神はもっと痛かったの！癒え無い程の心の傷を貴方は付けた！後神の気持ちを貴方は汚いやり方で踏みにじったんだ！！！…2度と女性を騙さないと約束して…そうじゃなきゃ私は後神を止める義理は無くなるし今後の貴方の為でもある。自分を純粋に愛した女性を踏みにじったり甘く見ると…必ず痛い目にあいますよ」

後神「A…」

Aの後ろ姿を見ていつぞや…自分を守ってくれた練華に似ており涙を流す

A「…」
三田村「あ、あぁ…分かった！や、約束するよ！」
A「後神…これでもう終わりにしよう」

後神は涙を流し、泣き叫ぶ声が飛行場に響き渡った

だが、その時誰も気付かなかった…後神が不気味な笑みを浮かべていた事に