ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ20)

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女妖怪・後神との約束…3 ページ20

まなの友達の雅の家に1つのサボテンが届く

雅「んー、お父さんが注文したのかな？お母さんへのプレゼントだとしたらセンス悪っ！」

愛犬のベルが吠え出し、雅が駆け寄る

雅「如何したの？ベルちゃん。いつもそんなに吠えたりしたいでちょ？」

誰かが後ろに立っている気配に気づき振り向くと誰も居らず、ベルと一時鳴き止む

雅「…そ、そうだメールチェックしておこう！メールチェック、メールチェック！」

雅が居なくなりベルは唸り声を出していたがサボテンから触手が出て来てベルに向かって行った

そして、数時間後両親が帰って来た

雅「如何だった？久し振りのおデート！」
「お芝居とっても良かったわよ！お父さんは疲れて途中で寝ちゃったけど」
「恥ずかしい…」

雅「そう言えば、昼間鉢植えのサボテンが届いたんだけど？」
「サボテン？頼んで無いな」
雅「そうなの？」
「私も心当たりが無いけど？それよりベルちゃんは如何したの？お外？」

両親は心当たりがなく、愛犬のベルの姿が見当たらず雅は外に探しに行った…父は風呂へ入り、母が晩御飯を作っているとサボテンが何故か置かれており、母はサボテンの触手に襲われた

「なぁ？さっき風呂場に…あれ？サボテン？何だってこんな所に」

カブっと音がした瞬間、雅が戻って来た

雅「ねぇ、ベル何処にも居ないんだけど…え！？」

真っ暗なリビングで見たのはサボテンの触手に覆われ喰われる父の姿だった

そして、そこで理解をした。母もベルもサボテンに喰われたのだと