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鮮血の貴公子 ラ・セーヌ…9 ページ44

公園へやって来て、鬼太郎を埋めた穴を再度掘り…鬼太郎を閉じ込めた結界を掘り出す


セーヌ「封じただけで安心した僕が甘かったよ」


そして、ラ・セーヌはハンマーで粉々に砕いた

セーヌ「これでもう邪魔は出来ないね!残念だったな鬼太郎!!はははっ!!!」











その後、ラ・セーヌとマンモスは夜道を1人で歩く女性を狙ったが、金庫に閉じ込めたちゃんちゃんこがまた邪魔をし女性を逃してしまった


セーヌ「如何してだ…釘打ちにして鍵までかけたのに」
マンモス「コレは俺の想像ですが…」


セーヌ「ちょっと待て、その想像って…夜の海底に沈んでいる金庫でその内部に、板に縫い付けられたままのちゃんちゃんこがあるが、踠いて、一部釘の所から繊維が解れ、糸がスーッと伸びて金庫の扉の隙間から出てきて、外のダイヤルに伸びていって、ダイヤルを回して金庫を開けて…海面に上がって行くなんて言うんじゃ無いだろうな!!?」


マンモス「その通りです!」
セーヌ「そんな訳無いだろ!!!」


物凄く丁寧な説明を早口で言うラ・セーヌにその通りだと即答で言うが…此方も即答でツッコミを入れた


マンモス「でも、それしか考えられませんよ!」
セーヌ「鬼太郎は消滅したんだぞ?お前も見ただろ。僕が結界を壊す所を!」
マンモス「へぇ…でも、あのちゃんちゃんこには鬼太郎の魂が宿っているんじゃ」




「随分困っている様だな。ラ・セーヌ」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年5月2日 15時

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