ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part19 (ページ40)

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鮮血の貴公子ラ・セーヌ…5 ページ40

一反「おぉ！鬼太郎しゃん！」
鬼太郎「っ！！」

一反もめんに呼ばれ目線の先に行くと、公園でAと囚われたとみられる少年が倒れており、大男が倒れたAに歩み寄り捕まえようと手を伸ばしていた

鬼太郎「A！！！」

「！！」

大男がハッと上を見上げると、鬼太郎が一反もめんから飛び降り大男は後ろへ下がる。

鬼太郎が土埃と共に地面に降り立ちAを守る様に立ちはだかり大男を今までに無いくらい睨みつけていた

一反「Aはわしに任しとき！」

一反もめんは倒れたAを回収し安全な所へ運んで行った

鬼太郎はチラッと倒れてはいるがまだ意識のあった少年を見つめ、思いっきり足を蹴った。大男もそれを察知にまた後ろへ下がる

鬼太郎は前へ行き、少年を背後へ隠す様に立つ

鬼太郎「君、もう大丈夫だ。少しだけ待っていてくれ…吸血鬼・ラ・セーヌ。僕が相手だ！！」
セーヌ「ラ・セーヌは僕だよ」

後ろから声が聞こえ鬼太郎は目を開きながら後ろを見つめる…そこに立っていたのは鋭く吸血鬼独特の牙を持った…先程倒れていた少年だった

その少年が吸血鬼・ラ・セーヌだと知り鬼太郎は驚く