ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ8)

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地獄からの使者鵺…7 ページ8

「こんな格好で失礼しますじゃ」
鬼太郎「構いません。夜中に現れた黒雲から恐ろしい声を聞いたんですね？」

鬼太郎は座りお爺さんから事情を聞くと頷かれた

「あ、あぁ。本当に、本当に恐ろしい鳴き声じゃった…この世のモノとは思えん…絞め殺される様なそんな心が凍り付く様な声じゃったよ」

鬼太郎「そしてその声を聞いた時から貴方は…」
「この有様ですじゃ。一緒に居た山村の爺さんも同じ目に遭っとる」

お爺さんの話では同じ病にかかり…攫われた者居るという事だった

鬼太郎「父さん…」
目玉おやじ「これはほぼ間違い無さそうじゃな」
「何か今のお話でお分かりに？」
鬼太郎「はい。おそらくコレは鵺と呼ばれる妖怪の仕業です」

「鵺…？」

目玉おやじ「平家物語にも登場し猿の顔、狸の胴体、虎の手足を持ち尻尾は蛇。その鳴き声は世にも恐ろしく聞いた者は病にかかってしまうと言う…」

鬼太郎「そして、その鵺は…「大逆の四将」と呼ばれる極悪妖怪の内の一体なんです」