ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ24)

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閻魔大王の密約…7 ページ24

目玉おやじ「古の昔から時の権力者や寺社などに雇われ人間を守り妖怪を狩る事を専門にして来た者達じゃよ。陰陽道や修験道を組み合わせた独自の呪法を持って妖怪を封じてきた…じゃが、時代が下り人が妖怪を信じなくなり闇が失われていくにつれ鬼道衆もまた力を失われていった筈じゃが…」

力は失われたと思っていた目玉おやじ…だが零の力は強力で本物だったと鬼太郎は言う

目玉おやじ「うむ…それにあの妖怪に対する強い憎しみ…気になるの」

そこへ鴉がやって来て鬼太郎に何かを伝え、それを受けた鬼太郎の表情は険しくなる。

鴉が知らせたのは鵺が現れ人々を鳴き声で気絶させたという内容だった

鵺「虎鶫達よ人間達の正気を集めて回れ！」

鵺の黒雲から虎鶫達が羽ばたき人間の正気を吸うが鬼太郎のリモコン下駄が虎鶫を妨害した

鵺「っ！そのちゃんちゃんこと下駄…貴様もしや！」

鬼太郎「ゲゲゲの鬼太郎だ！」
鵺「やはり現れたか。彼奴の言った通り」
鬼太郎「彼奴？」

鵺がいきなり攻撃を仕掛け避ける鬼太郎の目の前に本性を現した鵺。その大きな姿に驚く目玉おやじ

目玉おやじ「こんな大きな妖怪では無かった筈じゃ」
鵺「人の正気を食らったお陰よ。地獄に繋がれた飢えをたーっぷりと満たさせて貰ったからな！千年前京の都では遅れをとったが今度はそうはいかんぞ！！」

鬼太郎「そんな事はさせない！」

鵺「まずはテメェからだ！！」