ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ13)

今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:132,614 hit

地獄からの使者鵺…12 ページ13

目玉おやじ「如何する鬼太郎…まさか偽物とは」

A「あ！鬼太郎！」

むじなの後ろの部屋の壁からヒョコッと顔を出したAを見てむじなはAを引っ張り人質にし捕まえた

A「いやーーっ！」

鬼太郎「っ！Aを離せ！！」
むじな「なぁ鬼太郎…此処は見逃してくれ！なぁ？そうしたらこの子は直ぐに離すからよ！」

むじなはAを人質にし逃げようとした。鬼太郎も反撃出来ずに居ると…

「その手を離せよ。妖怪」

突然声がし鬼太郎とむじなが振り向くと先程声を聞き気絶し連れて来られた青年・石動零か立っていた

むじな「ど、如何して？声を聞いて気を失ってた筈じゃ…」

零はフッと笑い耳からイヤホンを取り出した

零「コレさ」
むじな「そんな耳栓で防げる訳が…」
零「コイツは最新のノイズキャンセリングイヤホンだ。外部の音をほぼ100%遮断する事が出来る。さぁ何度も言わせんじゃねー。その子供から手を離せ！」

むじな「う、うるせぇ！人間の分際で俺に命令するなっ！！」

すると零の目つきが変わる

零「残念だったな。俺はただの人間じゃない」

零はパーカーを脱ぎ捨て、右腕に左手を翳すと鬼という文字が浮かび上がる

それを見た鬼太郎は目を開き驚く