ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part15 (ページ22)

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百々爺の姦計妖怪大裁判…12 ページ22

目玉おやじ「判決に異議は唱えません。しかし、妖怪の身とは言え500年は今生の別れとも言える長き時間…どうか、どうかこの場にて親子の話をさせて下され！」
大天狗「…良かろう」

目玉おやじが鬼太郎の自慢話をし始めると、目玉おやじに目が行っている隙を突き…A、猫娘はまなを連れて裁判所から出て駆け走る

目玉おやじ「ゴホン…あれは激しい雨の降る晩の事じゃった」

まな「A、猫姉さん！このままじゃ鬼太郎が…「この裁判は負け裁判だよ！」え？」
A「鬼太郎は必ず有罪になる。真犯人を見つけない限り鬼太郎の無実は証明出来ない！！」
まな「でも時間が…！」

A「あ、まなは知らなかったんだっけ？おやじ様の…鬼太郎自慢！」

目玉おやじの息子自慢は今だに続いており、その時間を使ってゲゲゲの森へと走り眠っていた子泣きを起こすまな…だが、一向に子泣きは起きなかった

猫娘「まな、こうやんのよぉ！！！」

子泣きを蹴り飛ばし、子泣きはハッ！と気づき起き上がる

子泣き「こうしちゃ居れん！裁判に行かんと！」
まな「もう終わったの！鬼太郎有罪なの！！」
子泣き「何じゃと！？」
A「如何してこんな所で寝ていたの？」

子泣き「ねずみ男が景気付けだ！って酒飲んで…」

猫娘「やっぱり…彼奴か！！」

その後、縄で縛られた砂かけを助け、飛んでいた化け鴉が案内して毛針で身動き取れない一反もめんを見つける