ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part14 (ページ6)

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新春食人奇譚火車…5 ページ6

猫娘(火車)「さっきより良い体だが…うーむ。足も長い…靴の丈も高い…歩きづらくて敵わん…」

猫娘の体に文句言っていた猫娘(火車)の目の前に今度は散歩していたAが現れる

A「あれ？猫娘？偶然だね！」
猫娘(火車)「あ…そ、そうね(汗」

Aに気づかれぬ様に必死に隠していたが、鋭いAは猫娘の変化に違和感を感じ首を傾げ、歩み寄る

A「猫娘…だよね？」
猫娘(火車)「あ、当たり前じゃない…何よ突然」
A「んー…何だろう？猫娘なのに猫娘じゃない様な気がする」

猫娘(火車)「…成る程。中々勘が鋭い様だな…丁度良い。この体は扱いづらかったからの」

A「え？」

猫娘(火車)が悪い笑みを向け、Aの手を重ねて無理矢理、魂入れ替えの術を掛けた

猫娘(A)「え…えぇぇ！あわわ…きゃっ！」

猫娘になったAは突然の事で驚き、ヒールの高さでバランスを崩し尻餅をついた

猫娘(A)「うぅ…痛い…」

A(火車)は笑って逃亡し、軽い体を利用して電信柱を登り電線を走る

A(火車)「ほほほっ！軽ーい軽い！！この娘は戦闘力がかなり高そうだ～～！」

軽い足取りの様にピョンピョン飛び跳ねて喜んでいた…A(火車)は電信柱に飛び移る

A(火車)「この体はとても動き易くしなやかで素晴らしい！…じゃが、女物の着物の所為で脚がスースーしてちと、落ち着かんのが困りモノじゃな。やっぱり男の体の方が良いかの？

あ、そうだ…」