ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part10 (ページ22)

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妖怪大戦争…3 ページ22

耳長達のあの怯え様、ヴォルフガングの言っていた指輪とA無しではブリガドーン計画は進捗しない…

そして、耳長が言っていた日本でもという言葉が気になっていたAと鬼太郎はアニエスに問う

鬼太郎「教えてくれ。君を狙う奴らの狙いは何なのか…何故Aが狙われているのか…何故その指輪を壊さねばならないのか…僕達は君の力になりたい！だからもっと詳しく…」
アニエス「兎に角、危険な計画。貴方達はそれだけ知っていれば十分」

アニエスはそう言い残しその場を去って行き…夜、ゲゲゲの森を歩いているとふと空を見上げると綺麗な満月が目に映り、ヴォルフガングや三世に戦うおうとする抵抗も出来ず、更には無残に耳長達を死なせてしまった事を思い出してしまい…アニエスは耳長達の眠る墓へ来た

アニエス「コガミ・キョウ・ニータ…タガミ・ギョウ・カーノ」

呪文を唱えると光が溢れ、墓の前には百合の花が沢山咲いた

アニエス「…ごめんなさい」

アニエスの声は悲しそうに呟く…その場を去ろうとしアニエスは何かを決意したかの様に目を開き、自分の滞在している木の穴にて鍋に火を点け…煮詰まった紫の液体の中にAに似た藁人形をぽちゃん…と入れる