ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part８ (ページ10)

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暴走！！最恐妖怪牛鬼…9 ページ10

A「来い！私が相手だ！！」

牛鬼はAを追い掛け、カルラ様のお社から離れる

牛鬼の爪から逃れながら森を掛け走る。森に慣れているAは木から木へと飛び越えて行くと森へ飛び込み木々を壊しながら早く進んで来る

A「っく！」

大きく爆風が起きAは飛ばされるが木の枝に飛び移る

ふと、上を見ると木々が盛り上がりまた爆風が起き、気がつくと辺りが見渡せるくらい木が倒れ、牛鬼はカルラ様のお社へ向かおうとする…だが

A「…待て…貴方の相手は私よ…

あの時の様に…私と戦え！！鬼太郎！！！」

悲しみを含んだ瞳で牛鬼を見つめ、Aは負傷した体を無理して動かし牛鬼は後を追う

「カルラ様！」
ねずみ男「もう何でも良いから出て来いよ！」

カルラ様が出て来ず人間達は祈り続け、ねずみ男も願い出す

A「はぁ…はぁ」

まな「カルラ様…お願いです！」
猫娘「カルラ様！」

A(あの時と…全く逆だね鬼太郎)

ーーー

鬼太郎「君は…僕が必ず守る。だから1人になろうとするな！

君の苦しみは…痛い程分かる。でも、苦しみだけで人間を…君と同じ様な目に合わせる事をしてはいけない！

…良かったら、ゲゲゲの森の…僕の家に来ないか？

約束する。必ず君の側から離れない。守ってみせる君の事を…

大好きだ」

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