ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part６ (ページ14)

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潮の怪！海座頭…5 ページ14

突然霧がドス黒い霧へ変わり海から幽霊が出て来て柄杓…柄杓と連呼し漁師の一人が柄杓を海へ投げ捨てる

「こ、これで良いか！？」

幽霊が居なくなり声も聞こえなくなってまな達はホッと息を吐く…だがそれも束の間、沢山の幽霊の手が柄杓を手に持ち船を沈めて行き乗っていた漁師達を海へ引きずり込む

まな「っ！！」

幽霊達はまなに近寄り、まなは後ずさる…が後ろに一体の幽霊が居り、まなは担がれそのまま海へ投げ捨てられる

「に…げ…ろ」
まな「っ！」

そしてそのまま、まなは海へ落ちる

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海へ落とされたまなは岸へ流れ着き、リエや他の人間達が心配そうに囲んでいた

リエ「まなちゃん…まなちゃん」
まな「…おばさん？」

リエは泣きながらまなを抱き締める

まな「此処は？」
「弓ヶ浜よ」
まな「…っ！みんなは！？」
「流れ着いたのは貴方だけ」
リエ「何があったの？」

まなは事が起こった経由を話す

「妖怪が？」
まな「はい…でもどうして私だけ？」

スルッと何かが落ちまなはそれを見つめ手に取る

まな「庄司おじさんの野球ボール…っ！あの妖怪は庄司おじさん！？」

まなは急いでAと鬼太郎を呼び、鴉で境港へやって来る