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幽霊電車…14 ページ21
ー後日ー
社長を地獄送りにし、一週間前駅のホームで写真を撮った女子高校生の女の子とAが会っていた
女子高「じゃあ一週間前にあたしが見たのって…？」
A「多くの恨みに囚われて彼は命を落としたんです」
女子高校生の持ったスマホの画面には、社長が幽霊の手で押され電車に撥ねられる瞬間の写真だった
A「昨夜、ようやくあの世へ旅立ちました。貴女は怖くてあの駅に立ち入れない…というお話でしたが、その手はあの男を突き落とす為だけに出たモノです。だから、貴女がその手に突き落とされたりする心配はありません…写真も消して大丈夫ですよ？」
Aの話を聞き女子高校生は安心した様な顔をし、写真を削除した…だが、次の瞬間、Aは冷たく怖い目をし笑う
A「えぇ…貴女にそうされる様な心当たりが無ければ…ね」
そう言うと、女子高校生のスマホに友達からのメッセージが届き、いじめている子で次はどんな遊びをしようかという内容が送られ、女子高校生は驚き目を大きく開きながらAを見つめる
A「これは人間が人間をいじめ殺し…
その恨みが更に人間を殺した…。
それだけの話ですよ…
妖怪より…よっぽど恐ろしい
ふふっ…貴女はどうですか…？」
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2018年5月6日 21時
