ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part３ (ページ14)

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幽霊電車…7 ページ14

暫くすると、鬼太郎が車内検札しに現れる

鬼太郎「車内検札で～す」

社長「…あ？検札って…今時？」

鬼太郎は社長と部下の前に来る

鬼太郎「ご協力をお願いしま～す」

鬼太郎の不気味な瞳に、社長は舌打ちをし懐から定期を出す

社長「ほらよ」
鬼太郎「…お客さ～ん、これ一週間前に切れてますよ～？」
社長「何っ！？そんな馬鹿な…」

社長と部下は定期を見ると、日にちが一週間前に切れていた

部下「本当ですね。でも大丈夫ですよ！僕がちゃんと二枚買ってありますから」

部下が懐から社長の分も入れて切符二枚を取り出す

社長「お前定期じゃ無いのか？」
部下「週に一度も家に帰らないのに定期じゃ勿体無いですから」

鬼太郎の前に切符を出し鬼太郎が切符をパチンと切る

社長「しかし切符って…」
部下「風情があって良いですよね！はい！」
社長「お、おぉ。すまんな…ん？六文？」

部下から切符を貰い、切符を見ると金額欄に六文と書かれ、目を擦って見ると260円と書かれていた

社長「260円？」

鬼太郎「次の停車駅は火葬場ぁ～火葬場ぁ～」

社長「火葬場ってそんな駅あったか？」
部下「変ですね？ちょっと僕聞いてきますよ」

部下が鬼太郎に停車駅の事で聞きに席を立ち、社長はふと外を見つめると川が流れていた