ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part３ (ページ1)

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厄運のすねこすり…12 ページ1

翔「本当にありがとう。助かったよ」
鬼太郎「いや…僕達は何も…」
目玉おやじ「わしらに出来るのはここまでじゃ。後は、翔君…」

翔はマサエをしょうがないという目で見つめる

翔「…まぁ、仕方ないから休みには帰って来てやるさ。俺が居ないとこの婆さん、寂しくて妖怪に取り憑かれちまうみたいだからよぉ」
マサエ「フンッ！お前みたいな出来の悪い息子、居ない方が青々するよ！」

翔「何だと！？」
マサエ「何さ！？」

翔とマサエは互いに睨みあったかと思えば、二人して楽しそうに笑い、ねずみ男が悪巧みの顔をし鬼太郎がジト目で見つめる

ねずみ男「妖怪退治料の方なんですが…」

ねずみ男がお金をふんだくろうととする…が鬼太郎がねずみ男の服を掴み引っ張る

鬼太郎「行くぞ」
ねずみ男「ちょ！ちょっ…鬼太郎ぉぉ！」

翔「さよなら！」

去っていったA達に翔は手を振り、マサエは頭を下げ、頭を上げると山を見つめる

マサエ「…シロ…ありがとうね」

とても悲しそうだけど…すねこすりに感謝した様な目で言った

そしてAは空をふと見つめる

A「…」

Aの髪が風で靡く

A「…鬼太郎」
鬼太郎「ん？」

A「ごめん…先行ってて」

Aはそう言い山の方へと走って行った

目玉おやじ「A！」
ねずみ男「どうしたんだ？Aの奴」

鬼太郎「…」

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この後少しオリジナル入りまーす！