ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ10)

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不思議の森の禁忌…5 ページ10

裕太が二人に近づこうとするとAが近寄らせないかの様に腕を伸ばす

A「ゲゲゲの森には勝手に入らないで…」

Aの少し棘のある言葉に裕太は目をウルウルさせる

鬼太郎、A「「？？」」
裕太「…」
鬼太郎、A「「…はぁ」」

裕太の眼差しにやられ鬼太郎の家に入れる

砂かけ「人間が此処に迷い込むなんて何百年振りかのぉ？確か前来たのは寅吉とか言ったな！」

鬼太郎は目玉おやじにお風呂のお湯を入れ、Aは一反もめんに手を握られスリスリされていた

一反「まーた男ん子ねー。女の子やったら良かったとね」

仲間が集まり、感激のあまり裕太の目がキラキラ輝いていた

裕太「一反もめんさんって本当女の子が好きなんですね！」
一反「な、何ば言おっと！！当たり前やろ。その中で一番好きな女の子はAばってん！」
A「ありがとう一反もめん」

すると、カサッと入り口の藁が開き猫娘がやって来る

猫娘「何呑気に笑ってんのよ。ゲゲゲの森に人間が入るなんて、あたしは反対！」
ねずみ男「そうだそうだ！どうせ金にならねぇんだ。さっさと追い返しちまえよ」

珍しく猫娘とねずみ男の意見が合致し、家に入り座った猫娘自身も意外そうに笑う