ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ29)

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電気妖怪の災厄…5 ページ29

ー夜ー

裏金事情の記事を書いた女性記者が会社から帰宅しようと夜道を歩いていると自身の足とは違う足音が聞こえてくる。後ろを振り向くが誰も居らず、前を向こうとした矢先、電柱のライトで人影が見え、女性記者は走りながらスマホで警察に電話する

「もしもし…警察ですか！？後を付けられてるみたいで…！」
警察【場所は何処ですか？今すぐ向かいま…(プツッ】

ノイズがかかったかの様に電話が切れ、女性記者はスマホを鞄に仕舞い、護身用に持っていたスタンガンを手に持ち後ろを振り向く

「誰っ！？出て来なさい！！」

すると、スタンガンの電気がバチバチッと音を出し女性記者はスタンガンを放るとスタンガンから大量の電気が溢れ出てきてかみなりの姿が現れ、女性記者は自宅まで走って逃げ出す…。雨が降り、女性記者は濡れたまま家に入り鍵を掛け震えていた

「助けて…助けてっ…助けて…！！」

家のコンセントからバチバチッと電気が出て来て女性記者はそのコンセントを見つめ…

そして、その電気が雨で濡れた女性記者に向かって行った

「ぃやぁぁぁぁ！！！」