ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ16)

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不思議の森の禁忌…11 ページ16

子泣き「おーい！鬼太郎！A！」

山じじぃの住処から離れた場所へやって来たA達。其処には子泣きが酔っ払って酒を呑んでいた

鬼太郎「子泣きじじぃ…またこんな所で呑んでるのか？」
子泣き「酒呑みには酒さえあれば其処が天国じゃ！！」

A「…鬼太郎」

Aがゲゲゲの森がざわつき只ならぬ雰囲気を感じ取り鬼太郎を呼び、鬼太郎も振り返り森を見つめる

目玉おやじ「森が騒いでおる！何かあったんじゃ！」
A「一反もめん！」

一反「ほーいなー！！」

Aが一反もめんを呼ぶと直ぐにA達の所へ飛んで来る

鬼太郎「裕太君、君は子泣きじじぃと此処にいてくれ」
裕太「え？」
鬼太郎「僕とAは森を調べなきゃならない」

裕太はコクリと頷き、Aと鬼太郎、猫娘は一反もめんに乗る

A「おじじ様、裕太君をお願い」
子泣き「あー！」

そう言い残し、A達は森を調べに行った。取り残された裕太は妖怪達もざわつき始め、此方をジロリと見つめてきて怖がる

裕太「子泣きじじぃさん、お酒なんか呑んでないでさ…」
子泣き「空が青いじゃろ…？」
裕太「空？」
子泣き「雨が降っても呑む。雪が降ったら雪見酒じゃ」

すると森全体が暗くなり真っ黒なオーラが近寄って来た。裕太は焦るも子泣きは全然、全くと言って良い程余裕な顔をし、地面まで黒いオーラが出てきて怖くなった裕太はそのまま逃げ出した

子泣きが追いかけ様とするがフラつき倒れ、酒の入った瓢箪を落とす