まだまだ鍛錬不足です 番外or短編【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

3　※少々この話の後のネタバレ有 ページ37

勝負はついた


　甘露寺ちゃんの勝利である


炎柱様もひどく頑張っておられたし、彼も大食いではあるが
甘露寺ちゃんの方が大食いでは有利だった


風柱様に「お前・・・結構策士だな」と呆れながら言われ
「初めから勝機のない勝負なんてしませんよ」と私は薄く笑う


　 その笑みはひどく黒い笑みだったと後に色々噂が流れたが

　 まぁそんなことはどうでもいい(勝てばいいのだ！)



机の上では「ごちそうさま〜ｖ」と笑顔で台所の食料の大半以上を平らげた甘露寺さんが
幸せそうに微笑んでいる

そしてその前には・・・


　黒い沈んだオーラを漂わせ、机に突っ伏している炎柱様


私は甘露寺さんに「お粗末様でした」とニッコリお礼を言う

そして伊黒さんに「当然だな」とうなづかれつつも、背中をさすられる炎柱様



　むごい？

　自業自得だよ？(まず私に勝てるわけがない早食いを提案してきたのはそっちだ)



甘(黒いAちゃんも素敵ｖ(きゅんｖｖｖ))





「・・・無念だ(・・・う、少々食べ過ぎた)」

「・・・」


私はいまだに机に突っ伏している炎柱様を見つめる


　・・・う〜む・・・ 少々・・・ やりすぎた？

　いや、でも早食いを提案したのは彼だしな


「・・・・・
　・・・・」


彼の傍に静かに近寄る
蛇柱様と同じく彼の背中を優しくさすってみた


「・・・吐きそうですか？ 大丈夫です？」

Σ 「(A！！ Aが俺の心配をしてくれている！！！)

　うむ！！ 平気だ！！！」


がばっと彼が勢いよく顔をあげた

そしていつものようにどこを見ているのかわからない視点でおおらかに笑う


正直彼にとって、早食いよりも目の前で甘露寺を一生懸命応援しているAの姿を
見ている方がこたえていた

勝負ではあるが”何故自分を応援してくれないのか”と理不尽なことを思い
へこんでいた

しかし彼は復活する


結局彼はAがかまってくれさえすればそれでいいのだと
周りの隊士達他 柱は飽きれぎみに二人を見る


　 (早く二人ともくっついて 平和が欲しい)


それが周りの正直な意見であるが それは・・・









　( 「A・・・ 何故君が ”●●”に・・・」







「・・・あなた・・・ 誰ですか？」









　叶わない未来なのかもしれないことは この場の誰もしらない)









「じゃぁお昼の買い出しに行ってきますね」

炎「！ 俺もいこう！」

甘「私も！ｖｖｖ」

しのぶ＆伊黒(ため息)

冷たい幽霊と騒がしい太陽　※転生・現世　※夢主幽霊？注意→←2

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