まだまだ鍛錬不足です 番外or短編【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

14 ページ19

そういえばAは子供の俺を見て「炎柱様の”隠し子”？」などと言っていたな


「・・・ ・・・ ・・」


眩暈がする(汗)



　俺は君にまだ”そういう目”で見られているのだろうか？

　俺は君以外に俺の子を産んでほしいとは思わないし 抱く気もないのだが？？？



ついため息をつきたくなるが、今は目の前のAを起こさないよう静かにする


火傷をさせた後の俺は ただただ君に嫌われたのではと怖くて、恐怖して
君を失うのではと気が気じゃなかった

怒っていないという君にも「何故結婚してくれないのか」と大泣きした


　・・・うむ！！

　本当に穴があったら入りたい！！！





「ん・・・ んん」

君が目を覚ましたようだった

君の声がもれ、つい唇に目がいってしまう


　昨日・・・ 子供ながらに口づけた

　君にとっては起きているときの初めてのキスだろうか？


　(キスを口実に「責任を取る」と言ったら君はどんな顔をするだろうか？？？)


君が瞳をあける瞬間までも目に焼きつける
何せこんな間近で君の無防備な寝顔など見れる機会などそうそうない！ まず、ない！


「・・ん・・・？」


君の瞳がうっすら開く
まだ寝ぼけているのかじっと俺を見つめる


　・・・・・・・・・色っぽい


無自覚だろうが、本当に君は・・・



　 他の男にこんな姿、任務中でも見せてはいないだろうな！！ と

　 心配になってきたのだが！！？



　 (・・・襲いたい(本日既に数度目の葛藤))



彼女は俺の姿がまだ子供なのを確認すると、ゆっくり俺の髪に手を伸ばす
優しく彼女の手が俺の髪をすべる


「まだ戻れてないか・・・ うっかり寝すぎちゃったから助かったけど
　(大人に戻ってたらそれこそ どうしたらいいかパニくるところだった(汗))」








　「おはよう ”杏寿郎君”♪」





　 あ・・・ もう少し 子供のままのふりをしよう







俺は顔が真っ赤になる

彼女が俺の名を呼ぶそれだけで、記憶が戻っていることはもう少し黙っていることにした

にっこり「おはよう」と微笑んでくれたAに 内心 土下座で謝る！

しかし そのまま二度寝よろしくとばかりに彼女は天使かのごとく
また眠りに落ちようとする！




　・・・うむ


　 ”杏寿郎君” 実に結構！！




できれば”君”も とってみようか A！


俺の事は呼び捨てでいいぞ A！！





わっしょい わっしょい！！！！





(脳みそは祭り状態)ｖｖｖ

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す