まだまだ鍛錬不足です 番外or短編【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

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私も軽いが火傷の件と、夜中 炎柱様に何かある可能性もあると
個室に案内され就寝することとなった


　明日の朝には彼は元の大人に戻っているだろうか・・・？


ちょっとだけ残念な気もするが・・・



　 ”A！”



いつもの彼に・・・ 笑顔で名前を呼ばれるのも悪くないと思っている自分は
少々おかしいのかもしれない


普段は声も大きく、存在感のあふれる方で静かにしてほしいと思う面もあるが
時々彼がいないと寂しいものだなと思うことがある


　これが”慣れ”というものか？(遠い目)





「・・・？！」


ふと、部屋の前で気配がした

誰か来たのか？と思うが一向に扉があかない


「・・・」


いやいやまさかと思いながらも、私はベッドから降りた
部屋の扉の前で一度立ち止まり、ゆっくり扉を開けてみた


　うん・・・ いましたね(ちょっと幽霊とかじゃなくてほっとしたけど)


そこにはしょんぼりとした炎柱様が立っておられた
床をじっと見つめ、顔をあげない


「・・・眠れないの？」

「・・・」


その問いに彼の顔が真っ赤になる


　ああ・・・ 今の質問はちょっと意地悪だったかな？(汗)



ここは彼の家ではない

4〜5歳の子供なら親もいない知らない場所で就寝など
寂しかったり不安になるのは当たり前だろう


「君はよく我慢してて偉い偉い」と彼の髪をなでてみた


　よく考えたら本当に「家に帰りたい」とも言わず 彼はよく我慢している

　私だったら不安で泣き叫んでいそうである


彼が眠るまでは仕方がないかな？と「おいで」と朝と同じく手を広げてみた
彼ははじめ戸惑った風だったが、静かに私の首に手を伸ばしてきた

これも今日何度目かな？などと ちょっと笑えてくる


　これがあの炎柱様だとは誰も想像つかないだろう


彼が寝付くまではと一緒にベッドに入ることにした

彼が寝たら私は床で寝ればいいかと
少しでも彼が安心するようにと彼の背中をリズムよく叩く

さて、彼が眠るまで何かお話でもしておこうか
それとも子守唄がいいものか

さすがに夜まで近所の子供の面倒を見ることはなかったので
こういう場合はお話の方がいいのかな？と頭の片隅から母から聞いた物語など必死に思い出す


「・・・A」


「ん？」



さて、いったいどんな話が・・・









　 「これが 夜這いか？」どぉ〜ん！！！









　 うん、 どこでその言葉 覚えてきた？(遠い目)






。

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