ひとりぼっちの僕を救ってくれたのは歌い手さんでした。3

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山田side







急に連絡が来た、




簡潔な文章、けれど、要件はすぐ分かった。









、









、









、





Aが見つかったんだ。









今日オフの俺、光、薮で来いって言われた。









正直、会いたくない。









いや、会っちゃいけないって言うのが正解か









あんだけ苦しめといて、ボロボロにさせといて、今更会うなんておこがましい。









それに、今はいいが、昔はAへの苦手意識はあった。




加入直後からファンが沢山出来て、中学生とは思えないほどの歌唱力と運動神経、






何に置いても完璧だった、







言っちゃえば、歳も離れてるからどう接したらいいか、わからないまま一緒に活動して来た。









でも、先に心を開いてくれたのはあいつだった。








アンチに苦しんでた時も、いつの間にか傍にいて、自分もアンチをされてるのに、表情には出さず、俺らを慰めてくれた。









、









考えてったら、俺ら、何回あいつに救われたんだろう。







前見た時、凄く痩せてた……




前までは大ちゃんと張り合うくらいふっくらしてたのに









俺らは、









、









なにをすれば正解だった？

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