仲良しJUMP 16

りょーすけ ページ22

侑李side


スクール革命の収録のためテレビ局で時間を潰す。

一回帰ればよかったもののめんどくさくて近くのビルで撮影終わってこっちに来た。

携帯で動画サイトを開き気になってた動画を見てるといい時間。



光「よっ！知念早くない？」

侑「あ、連載僕の番だったの。テレビ雑誌の」

光「なるほど！山田は？」

侑「まだだよ。今日夕方まで暇だったしゲームしてんじゃないの？」

光「そうだな」



上着を脱いで座布団を枕にしてもう寝る体制に入ってるひか。

これもいつものことで気にせず一時停止してた動画を再生する。

しばらくしてそろそろ集合時間なのに涼介来るの遅いなと思ってたら開いたドア。



涼「遅くなってごめん…」

侑「どうしたの？なんか様子おかしいけど」

涼「ちょっとごめん。」



楽屋に入ってきたと思ったら、真っ青な顔で、上着も脱がず横になる涼介。




侑「大丈夫？」

涼「お腹痛すぎてやばい」

侑「トイレは？」

涼「今はいい」

侑「ちょっと待ってて」



たまたま廊下で内村さんに出会って話をしたら後で必要なもの持っていくから山田の側にいてやりなって言っていただいたからすぐ楽屋に戻った。



侑「いつから？」

涼「家出ようとしたらなんかお腹痛くなって、気分悪くなって、トイレ行ったけどスッキリしなくて…ここ来る途中も何回もトイレに寄ってもらったけどよくならない」

侑「熱は…ないかな」

涼「とりあえずお腹やばい」



お腹痛いの辛いよね…。



内村「知念持ってきたぞ〜！山田大丈夫か？八乙女も具合悪いの？」

侑「ひかはいつも通り寝てるだけです」

涼「大丈夫じゃないです…」

内村「ちょっとずらせるか聞いてくるな」

侑「何から何まで…」

内村「いいのいいの。な？行ってくるわ」

侑「ありがとうございます」


内村さんが持ってきてくださったブランケットを涼介にかけて、念のため熱を測る。

あとお湯を沸かすのはこれかな？

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