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その後、Aと会って夕食を共に過ごして
明日はお互い学校だからと早めに切り上げた。
夜道は心配だから、送ると言ったのだが
僕の言葉を遮るかのように
『もう来年大学生だから大丈夫!』
と、太陽のような笑顔を僕に向けて帰っていった。
一緒に帰りたかったが、僕の家は真反対だし
Aも気を遣ってしまうと思っていつも通り
僕も自分の家へと足を向けた。
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領「ただいま」
家に入ると、ニノが僕のパソコンでゲームをしながら「おかえり〜」なんて呑気に寛いでる。
ニ「遅かったじゃん?
Aと会ってたのか?」
領「うん、ご飯食べてきた」
ニ「え〜!いいなあ、A可愛いもんなー」
領「うん、とても素敵な女性だよ」
僕の大切な人。
ニ「んで、送ってきたの?」
領「いや、…Aが大丈夫って言うから…」
ニ「はあ?!送ってこなかったの!?」
あちゃーって顔をするニノ。
領「…なんだよ……」
ニ「あのなぁ…女の子ってのはなあ…」
ニノがそう言った瞬間、僕の携帯が鳴り響いた。
普段使うことのない、普通の着信音。
領「ちょっと待ってくれないか」
ニノを制し、僕は携帯を見ると、ディスプレイには
“A”の文字があった。
領「……」
なぜか、妙な胸騒ぎがした。
そんな僕をみて、ニノも急に深刻そうな顔をしたんだ。
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翠(プロフ) - コメ失礼します…!めちゃくちゃ好きで一気にシリーズ全て読み切ってしまいました!更新待ってます…! (2023年3月22日 12時) (レス) @page14 id: 554419db83 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - めちゃくちゃ面白いです!更新待ってます! (2021年7月5日 19時) (レス) id: c47a51ee2c (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 更新ずっと待ってます…! (2019年12月30日 21時) (レス) id: 99874afee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃんでぃぶるー | 作成日時:2019年7月27日 20時