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海の中から周辺を確認すれば、海軍の船が23隻も居た
昨日までは全く居なかったのに…
人の肉眼では確認出来ない距離だが、明らかに監視されていた
先ずは1番遠くにいる海軍船に向かった
海軍船の底を見上げる
勿論、誰も気付いていない
まさか人魚に襲われるなんて考えもしないよな
ククッと笑いながら、左首筋に手を当てた
��郷を守れ��
現れた釵を右手でしっかりと握る
『またまた、久しぶりだな』
船から一旦遠ざかり、人魚の最高スピードで戻っていく
『流水水斬！』
船底に黒い釵の先を向け、通り過ぎた
底に出来た一筋の線
パカッ
『よし、切れた』
パックリと縦に割れた船底
そこから少しずつ漏れ出す空気
『では、サヨナラ』
それを確認してから、次の船へと向かった
黒い釵を構え、一瞬のスピードで船底を通り過ぎていく
10隻程切り込みを入れたところで、海軍が騒ぎ出したのが分かった
そろそろ、1隻目が沈んだ頃か……バレたかな…
次の船に向かえば、既に下を警戒していた
「海の中に何かいるぞ！」
「何隻かやられた！」
海面から微かに聞こえる海軍の声
ちょっと面倒くさいけどやり方変えるか
釵を逆手で持ち、船の下を泳ぎ回る
大きな円から下に向かうにつれ徐々に小さな円を描き、船の下に渦が発生させる
自身は巻き込まれないように直ぐに離れた
斬撃を飛ばしながら回る為、腕は切り傷だらけになるし目が回る
だが、敵はこれから逃げる事は出来ない
『背水の陣…』
そう呟いて、次に向かった
ドボォ ドボォォ
次の海軍船は既に大砲を海に打ち込んでいた
ボコォォ
爆発というより、破裂していく砲弾
飛んでくる破片に気をつけながら、船底に体を寄せる
釵を両手で持ち、身体をググッと縮める
『水串！！』
ドバァっ！！
一気に釵を突き上げ、一点集中で水圧を放った
船底から甲板を突き抜け、水柱が上がる
海兵たちがパニックになり砲弾が止まった隙に次へと向かった
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サヤ - ルフィｷﾀｱｱｱｱ！！待ってました！！ありがとうございます！ (2019年10月16日 13時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - えええ！Σ(Дﾟ;/)/夢主ちゃんどうなっちゃったの！？これは大変なことになりましたね！これからも楽しみにしてます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - ワンピースの小説でこんなに面白いのは見たことないです！めっちゃ好きです！！更新待ってます！！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たああああ！！これからも応援してます！！ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年8月15日 15時
