１９１ 仮免試験 ページ1
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訓練の日々は流れ、ヒーロー仮免許取得試験当日
試験会場、国立多古場競技場にA組は集まっていた
相「この試験に合格し仮免許を取得出来れば、お前らタマゴは晴れてヒヨっ子…セミプロへと孵化できる。頑張ってこい」
切「しゃァ！なってやろうぜヒヨっ子によぉ！いつもの一発決めていこうぜ！せーのっ！」
「「「Puls、」」」
「Ultra！！！！」
A組の声に合わせ、知らない声がデカデカと響いた
「勝手に他所様の円陣に加わるのは良くないよイナサ」
「ああ、しまった！どうも大変失礼致しましたァ！！」
ガンッ
A組はその人の勢いに引いた
『ねぇ、この制服って…』
前髪を下ろしているAは隣にいた爆豪に尋ねた
爆「東の雄英、西の士傑」
『あーね…』
地面に頭をぶつけて謝る変な人は、数あるヒーロー科の中でも雄英に匹敵する程の難関校、士傑高校の人だった
「一度言ってみたかったっス！プルスウルトラ！！自分雄英高校大好きっス！！！」
その人は、グワッと顔を上げた
「雄英の皆さんと競えるなんて光栄の極みっス！よろしくお願いします！！」
ドロっと額から血が流れ出した
偶々近くにいたAは思わずハンカチを取り出し近づいた
『血出てますけど…。あと顔怖いですよ』
「ああ！すいません！」
その人はハンカチを受け取り躊躇なく額を拭う
「ありがとうございます！優しいっスね！これ、今度返しますね！」
『あ、要らないんで捨てといて下さい』
(((冷たいっ！！)))
士傑の人は後ろから来た先輩達に引きつられこの場を去って行った
呆然とするA組に相澤は彼について話し始める
相「夜嵐イナサ」
葉「先生知ってるんですか？」
切「すごい前のめりだな。よく聞きゃ言ってる事は普通に気のいい感じだ」
芦「てか、A凄いね。普通に話しかけてさ」
『じ、自分だって声でかいなとは思ったよ』
瀬「思ってなかっただろそれ」
相「ありゃ…強いぞ。いやなのと同じ会場なっちまったな」
Aに皆が苦笑いをしていたが、相澤は無視して話し続ける
相「夜嵐。昨年度…つまりお前らの年の推薦入試トップの成績で合格したにも拘らず何故か入学を辞退した男だ」
轟以上の成績を持つ男にA組は黙り込んだ
『…あぁ、あの人か…』
だが、Aだけは平然としていた
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麻里 - どう、進展していくのかとても楽しみです。(語彙力なくて御免なさい。)更新、頑張って下さい。 (2019年8月9日 21時) (
レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 面白いです。上鳴君との絡みをもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: dc71ed74e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：源 | 作成日時：2019年5月12日 22時
