第24話 ページ24
物凄く焦っていた私は電伝虫を壁から剥ぎ取るというとんでも無い事をしていた。
我ながら、流石にそれは…と思う。
どうすることも出来ないので今度は無理やり電伝虫を壁にくっつけると、電伝虫達は活動を再開した。
電伝虫って、こんなにも雑な感じて良いのだろうか…
どちらにしろ有難いので取り敢えず急いで部屋を出る。
扉の南京錠を元に戻すとちょうど、警備の海兵さんが戻ってきた。
『Aちゃん、そっちは見つかった？』
「うん！今ちょうど外に逃がしてきたよ！
海兵さん、探してくれてありがとう！」
彼にお礼を伝えると、私は足早にそこを去った。
どくんどくんと心臓が暴れる。
口からいつ飛び出してくるかも分かったものでは無い。
ドンッ
「あっ、すみません！」
地面ばかりを見ていた私は誰かとぶつかってしまう。
その人の顔を見上げた瞬間、サッと頭から血の気が引いた。
大きな体に青色の皮膚。
彼は王下七武海、海侠のジンベエだ。
「大丈夫か？顔色が悪いように見えるが。」
「は、はい。大丈夫です。すみません！」
私は無我夢中でその場から走って離れた。
不味い、怪しまれただろうか。
でも彼は外部の人間、いや、魚人だ。
自室に着くと急いでドアを閉めて呼吸を整える。私はようやくホッと息をついた。
この間実に15分。私の体内時計はこんなにもゆっくりと働いたことはきっとない。
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桜(プロフ) - 暁さん» 暁様、ご観覧有難うございます！そんなふうに言って頂けて凄く凄く嬉しいです！！私は、実はエース推しです…！ハンコックも大好きなので、いつか絡ませられたらなと考えております！ (2020年5月20日 22時) (
レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！！これからの展開が凄く気になりますね！作者さんは誰推しなんですか？！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月8日 11時
