コノ道Uターン禁止 -YG-【BTS】

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おかずを全部冷蔵庫に入れると


『明日…俺も休みだからさ、ゆっくりしよ』


「はい…」


優しく笑われて熱くなる


『シャワー済ませてこいよ、俺も済ませるから』


「え？」


『今日は別々に寝たくねぇんだよ…』


「じゃあ…シャワー浴びてから…ユンギさんの部屋に行きます」


逃げるように部屋に逃げ込んで浴室に行く


身体中熱くて頭の中は空っぽで


それから自分が何をしてたかなんて全然分からなくなる程


ﾄﾝﾄﾝ


「おじゃま…します」


ユンギさんの部屋に入ると既にベッドに座っていて


隣に来るように掛け布団を捲られた


『久々の実家…どうだったんだ？』


「あー、オンマからユンギさんの事根掘り葉掘り聞かれて…テテが全部話しちゃって」


素直に答えると


『なんでアイツがいんだよ…』


ユンギさんの声が引くなって、しまった！と思った


「隣だし…好き勝手だから家族みたいなもんで」


『そうか…』


いつもなら怒るのに、意外にすんなり落ちついたユンギさん


『この前…キスした時話した事覚えてる？』


「実は…記憶が曖昧で…昨日テテにキスした？って聞かれた時に、そういえばしたよなーって思った位です」


如何せん、私は逆上せてたから


あの時は全部が曖昧で


ただ…ユンギさんのキスが優しかったとしか…


『そんな事聞かれたのか？』


「キスした？抱かれた？って、もう子供みたいなんですよ…テテは」


布団をポフポフ叩きながら答えると


『なんて…答えた？』


首を傾げて聞いてくる


「そんなの関係ないでしょ？って言おうとしたら、途中で…」


『途中で？』


「…抱きしめられたので…」


次の瞬間ユンギさんの体温に包まれる


『消毒しなきゃ…』


そう言ってぎゅっとされると、私の体温は一気に上がった


やっぱり…相手がユンギさんだと、私の身体は過剰なまでに反応する


『なぁ…A、どうする？』


「何がですか？」


『この前も言ったけど…後戻りできないなら、進まないか？』


「この前の私は、なんて答えたんですか？」


『何も言わなかった』


そうなんだ…って思う位記憶がない


『そんなに覚えてねぇの？』


「逆上せてたから…頭もボーっとしてたみたいです」


ちょっと申し訳なく思うと


『じゃあ思い出して…』


身体が離れたと思った途端、ユンギさんにキスされて


『ずっと…Aにキスしたかった…ってあの時言った』


そう言ってまたキスしてきた



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