[約束のネバーランド]今日という日は二度とこない3

【72話】 ページ5

貴女side

今日は私だけが姿を消す日。

……どうか原作が変わりませんように。

お願い……


自由時間


｢よし、ノーマン行きましょう｣

ノーマン｢うん｣

塀まで走っていって…

登ったら……………


ノーマン｢………え｣

｢そうなのよ。崖なのよ｣

ノーマン｢知ってたの…？｣

｢もちろん｣


ここのノーマンの絶望の顔意外と好きよ？

じゃああっちまで行ってみましょう。


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
｢よし、下見終了。ノーマン、もう私発信機を無効化したからこれエマに渡してきて｣

ノーマン｢うん…｣

心配されてるのかしら…？


｢大丈夫よ、私は超能力使えるんだから｣

ノーマン｢いや、でも…｣


ｷﾞｭ


ノーマンを優しく抱きしめる。

｢これからも頑張るわ。ノーマンも、ね｣

ノーマン｢僕も…｣

｢きっとノーマンは死なない。生きていられる。だから諦めないでね｣


Λの方でも頑張ってね。

ノーマン、今までありがとう。


ノーマン｢……そうだね、大丈夫だよね｣

｢じゃあよろしく｣

ノーマン｢うん｣



怖いのかな…

まあ当たり前よ。

私だって怖いもの。

｢じゃあ、"またね”｣

ノーマン｢！うん、またね｣


よし、ママに捕まらないように逃げ回らないと…

あ、そうだ。

11歳の誕生日のときにエマに教えてもらったお花畑へ行きましょう。


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
その頃のエマたち
エマside

なんで…

ノーマンが帰ってきたっ…！？

Aは？

………なんで…


ママ｢…Aは？｣

ノーマン｢僕は一緒じゃないよ｣

ママ｢は……？｣

Aだけ隠れてる…？


ママ｢！？｣

発信機は無効化されてるよ。

でもノーマン…………

どうして…こんなこと…



ママside

ノーマンは帰ってきた。

でもAがいない。

発信機は…っ


あれ………

1つ、消えてる…………

まさか


ママ｢ノーマン！Aを出しなさい！｣

ノーマン｢いやだね。自分で探し出せば？｣

なんで…

あの子なら大丈夫って…………



『私は嘘をつくのがうまいんだから。忘れた？』



……あぁ、あの子なりの最後の悪足掻き、か。

でも私は見つけ出すわよ。


本部にはどう報告しましょう。

あと、今から塀まで行ってみましょう。

ママ｢みんなはハウスの中に戻っておいて！｣

賢くしておくのよ、みんな。

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