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作間くんに連れて来てもらったお店は、
外見も中もかなりピンクで可愛くて。
…これは作間くんが1人で来たらさすがに浮いちゃうだろうなあ、
なんてちょっと失礼なことを思ってたら、作間くんがスマホをこっちに向けてる。
……ん？
「…写真撮った？」
作「…どうでしょう？」
「絶対撮ったでしょ！」
作「Aちゃんピンク似合うなあって」
やだった？って別に写真くらい良いんだけどさ。
…撮るなら言って欲しかったなあ、私絶対アホ面だったよ。
むー、ってしてる間に作間くんはささっと「2人です、」なんて言って受付してる。
スマートだなあ、女の子とお出かけし慣れてるというか。モテそうだもんな、作間くん。
作「Aちゃん？」
「ん？」
作「席空いてるって、行こ」
「うん」
作間くん、彼女いないのかな。
彼女はいないとしても、作間くんのことを好きな女の子はきっといっぱいいるのに、
私なんかとお出かけしてていいのかな。
なんて考えてたら、作間くんに顔を覗き込まれてびっくりした。
「わ！」
作「…体調悪い？大丈夫？」
「全然！元気！」
作「…楽しくない？」
「え！楽しいよ！」
作「なんか難しい顔してた」
せっかく作間くんが楽しみにしてたお店に来たのに、
私のせいで心配そうな顔させちゃって申し訳ない気持ちになった。
「ケーキ取りに行こう？」って笑って席を立つ作間くんの服の裾を思わず引っ張ったら、びっくりした顔で立ち止まる作間くん。
作「Aちゃん…？」
「さく、…龍斗くん、彼女、いないの？」
作「…俺の彼女はAちゃんでしょ？」
「そうじゃなくて、」
作「ふふ、いないよ？どうしたの」
いないんだ。
ほっとしてる私はなに？
「作間くんとお出かけしたい女の子きっといっぱいいるのに、私でいいのかなあ、って思っちゃって」
作「なんだ、そんなこと？」
「え？」
作「俺と出かけたい子がもしたくさんいても、俺が一緒に出かけたいのはAちゃんなんだから Aちゃんでいいんだよ」
「…」
作「…違うな、Aちゃん が！ いいの」
だから余計なこと考えないで楽しんでくれると嬉しいな、って私の手を引いて立ち上がらせた。
…なんなの、作間くんがかっこよすぎる。
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RlNA - 那須雄登と浮所飛貴妊娠話が見たいです (3月27日 1時) (
レス) id: cfab229797 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - さくまくんの小説で1番好きなので再開されるなんて嬉しすぎて嬉しすぎて！！楽しみにしてます！！ (2019年12月2日 20時) (レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
なな - 久しぶりに戻ってきたら明日から更新して下さるそうでとても嬉しいです！ (2019年12月2日 0時) (レス) id: 516e5ca59b (このIDを非表示/違反報告)
chAp(プロフ) - ゆゆさん» お忙しい中、教えて頂き本当にありがとうございます！早速読ませて頂きます！これからも応援しています！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: 678ee8bce3 (このIDを非表示/違反報告)
れしゅあ(プロフ) - ゆゆさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！楽しく読ませて頂きます！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: f99b151d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2019年8月22日 8時
