猫アレルギーの私が転生して猫になった【名探偵コナン】

戦闘能力 ページ28

慌てたように車を止め車から降り後部座席の扉を開いた二人
幸運なことに前の座席の扉は開けたまんまになっていたので座席の下をくぐり抜け……






「おい！逃げたぞ！」







バレました

いや、お前ら空気読めよ早すぎだろボケ


幸運にも現在地点は私のまだ知る場所のようでっていうか家の近くで取り合えずポアロに駆け込んだ








「くっそ！はえーんだよくそ猫が！」



　



次いで入ってきた犯人たち
驚いたようにカウンターの向こうから出てきたのは安室さん
って安室さん?!アナタ最近よくいるけど組織とか大丈夫？








「おや、どうかなさいましたか？」


「え、まあ

そのうちの猫が逃げたんでね
追いかけたらここに入ったもんで……」


「この子猫、あなたのペットなんですか？」


「そうだけど？なんか文句でもあるのか？」


「いえ？
では、どうぞ」







おいおい！待って安室さん！
そんな声はむなしく私を抱き上げ男に手渡し、そこでピタリと止まった








「少し、良いですか？」


「あ？その前に手を離せよ」


「……その子猫、"本当に"あなたのペットなんですか？」


「そうだっつってんだろうが！」


「一度ならず、二度までも……ですか

では」







そう言って左手を軽く上にあげた安室さん
(右手は私をつかんでいる)
それを合図にポアロ内へ見覚えのある女の人が入ってきた






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