猫アレルギーの私が転生して猫になった【名探偵コナン】

暴露 ページ17

「それでね、蘭さんいるでしょう？
彼女はあの馬鹿と両片想いなの

……絶対」







知ってます

というわけで私今頷いてしかいないけど許して







「でも、私……」







私を撫でていた手がするりとお腹に回り抱き締められる


その続きの言葉は普通じゃ聞き取れないくらい小さくて

あぁ、そうだった
哀ちゃんはあの死神さんのことを







「分かってるわ、だから貴方に言ってるの

こんなこと誰にも言えないもの」







安心して、哀ちゃん

私は貴方の味方です
ごめん原作
でも私は哀ちゃんとコナン君のペアがたまらなく好きなんだ！


そう伝えられたら楽なんだけれども畜生私は猫なのでどうしたら良いのかまよったあげく
尻尾で哀ちゃんのほっぺたを撫でた
いや、だってほらさすがに前足で撫でたらやばくない？






「本当に、私の言葉分かってるのね……

あなたも何かあったのかしら？」







はい、事故に遭って死んだら転生して挙げ句の果てには異次元とリップなおかつ猫になってました
何て言えません

哀ちゃんの独り言すっごいシリアスなのに私の心の中がシリアスの欠片もないのは和ませるためと言うことにして下さい




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