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渉の家はなんか落ち着く。
「とりあえずお茶入れたけど...」
「ありがと...」
いつもはお茶なんか入れないのに
なんとなく重要な事だってわかるんだろうな...
今更だけど言わなきゃいけないのかな...
渉と幸せになれる方法はないのかな。
「で、話って?」
「....えっと......」
「話しにくいことならゆっくりでいいよ。」
「..うん、ありがと」
ピンポーンピンポーン
「こんな時に誰だよっ!!」
いらいらしてる渉が玄関に向かう。
が、一旦足を止めて私に部屋に行くように合図をした。
人が入ってこないうちに避難しないといけないので、さっさと部屋に入った。
「...言えなかったなぁ...いや、言えるわけ、ないよね」
扉によっかかりながらぼーっとしていた。だが。
「ねぇねぇうらさん!どないしよ!」
この声で現実に引き戻された。
さっきの人...に、声が...
「うるさい坂田!今彼女が来てるんだよ!」
坂田...?
電話番号の書かれた紙をポケットから出して広げる。
紙には電話番号と共に、名前も書かれていた。
坂田 悠...
ドアの向こうでは2人が仲良さそうに話しているのが聞こえる。
ますます...言いずらいじゃん...
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頑張ってください夢主さん。と思いつつもどんどん不幸にさせていってますね。
僕も更新遅いですよね...ごめんなさい
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