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渉の家はなんか落ち着く。



「とりあえずお茶入れたけど...」


「ありがと...」



いつもはお茶なんか入れないのに
なんとなく重要な事だってわかるんだろうな...



今更だけど言わなきゃいけないのかな...

渉と幸せになれる方法はないのかな。



「で、話って?」


「....えっと......」


「話しにくいことならゆっくりでいいよ。」


「..うん、ありがと」



ピンポーンピンポーン


「こんな時に誰だよっ!!」



いらいらしてる渉が玄関に向かう。

が、一旦足を止めて私に部屋に行くように合図をした。



人が入ってこないうちに避難しないといけないので、さっさと部屋に入った。



「...言えなかったなぁ...いや、言えるわけ、ないよね」



扉によっかかりながらぼーっとしていた。だが。


「ねぇねぇうらさん!どないしよ!」


この声で現実に引き戻された。




さっきの人...に、声が...



「うるさい坂田!今彼女が来てるんだよ!」



坂田...?


電話番号の書かれた紙をポケットから出して広げる。



紙には電話番号と共に、名前も書かれていた。
坂田 悠...



ドアの向こうでは2人が仲良さそうに話しているのが聞こえる。




ますます...言いずらいじゃん...


_____________________

頑張ってください夢主さん。と思いつつもどんどん不幸にさせていってますね。


僕も更新遅いですよね...ごめんなさい

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作者名:*天使* x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月8日 18時

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