Story 12 * ryo ページ12
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瑞稀にグダグダしてないで早く言いなよ、って説教を受けて、今日こそは！と気合を入れてきたものの、
長年の片想いを拗らせてしまったということは、告白するタイミングを幾度となく逃してきたということで。
…まぁ、今までは瑞稀にAを犯罪者にしないでね、って釘刺されてたけど。
『凉くん今日静かだね』
「へ？」
『熱でもある？』
少し背伸びをして俺のおでこを触るAちゃん。
そんなんされたら熱上がるって。
『熱はないっぽいね？』
「…うん」
このままキスの一つや二つしたいけど、
…瑞稀に殺されるな。
「あのさ、Aちゃん、」
『何？』
「俺、Aちゃんのことさ、……」
無理！やっぱり無理！
「Aちゃんのこと、…連れて行きたいカフェ、あるんだけど」
『カフェ？』
「…そう、ケーキ美味しいんだって」
『うん、じゃあ今度の休み行こ！』
告白、は失敗ってか、出来なかったけど、
デートの約束を取り付けられたから結果オーライ？
『瑞稀も来るかな？』
「え？瑞稀も誘うの？！」
『だめ？』
鬼鈍感、ブラコンめ、
「…じゃあ一応瑞稀にも聞いてみよっか」
『うん！』
*
「あ、今日瑞稀のとこ行ってもいい？」
『多分、大丈夫だと思う』
おじゃましまーす、と井上家に入った。
瑞稀ー！たいだまー！とノックもせずに瑞稀の部屋に入っていくAちゃん。
すげえ、俺があんなことしたら絶対ブチ切れられる。
『ねえ、瑞稀、今度カフェ行かない？凉くんと、三人で』
「は？二人で行けば？」
ナイス！ありがとう瑞稀！さすが瑞稀！
「…じゃ、Aちゃん、瑞稀もそう言ってるし二人で行こ？」
『うーん、』
なんか不服そうだけど、無事デートの約束は出来た、はず。
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アオ(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます！もうちょっと甘めのシーンを詰め込みたかったのですが最後で無理やり入れました（笑） (2019年3月23日 21時) (
レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 最後の最後に、最強のキュンキュンをありがとうございました！！！ (2019年3月23日 20時) (レス) id: db2720f2e4 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - きてぃさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします〜〜！！ (2019年3月13日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - やばいです、盛大にキュン死してます、大好きですこの作品！！頑張ってください！！ (2019年3月12日 12時) (レス) id: 5a9c94661d (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - もちさん» わ〜！早速コメントありがとうございます！！はじこいすてきですよね〜！！作間くんにゆりゆりばりに頑張っていただきましょう……！ (2019年3月11日 1時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年3月10日 22時
