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リビングへの扉を開けると、部屋まで香ってきた匂いはより一層強なった。









甘酸っぱい、少しシャキッとした香りが鼻をかすめる。



これはりんごの匂い。









焼きリンゴでも作ってんかな?









「神ちゃ…」









「んははは(笑)」



「もー!なんで笑うの!?」









キッチンを覗くと、珍しいくらいに爆笑する神ちゃんと、焼きたてのアップルパイを頬張る津田A。









メイドの2人以外に神ちゃんが…しかもつい最近この家に来た女をキッチンに入れるなんて意外すぎる出来事やった。







しかも楽しそう。









「のんちゃん?」









そう呼ぶ神ちゃんの声にハッとする。







神ちゃんの呼びかけに津田Aもこっちを向いた。









「小瀧望…」









と呟いて。









なんかその場におるんが恥ずかしくなって、すぐ部屋に戻ろうと逃げるようにその場を離れた。






「待って!!」









津田Aが俺を呼び止める声が聞こえたけど、止まらずに部屋に戻った。









部屋に入って鍵をかけてまたベッドに身を投げると、すぐにドアをノックされる音が響いた。









「小瀧さん、開けてください」








聞こえたのは間違いなく津田Aの声。









聞こえてへんフリして何も返さへん。

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パピコチョココーヒー(プロフ) - 続き楽しみにしています!!更新頑張ってください。 (2018年4月26日 0時) (レス) id: e439a2307f (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - わかりました。 (2018年4月25日 20時) (レス) id: 147e50fb2b (このIDを非表示/違反報告)
一姫(いつき)(プロフ) - みなみさん» 教えてくれてありがとうございます(;;)!ただの話数記載のミスなので、抜けているお話はありませんからこのままお読みください(;;) (2018年4月25日 20時) (レス) id: 8aa2e3e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 3ー13が、ありません。細かくてすみません。 (2018年4月25日 16時) (レス) id: 147e50fb2b (このIDを非表示/違反報告)
一姫(いつき)(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます(*^^*)! (2018年4月25日 14時) (レス) id: 8aa2e3e8d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一姫(いつき) | 作成日時:2018年4月23日 0時

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