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テヒョン side
ねぇ、そろそろ"俺"と代わろうよ？
そっちの方が楽になれるよ？
うるさい。やめて…。
僕はまだ、僕のままでいたい。
出来損ないのくせに。
これ以上生にしがみつく意味、あるの？
僕には、僕の生きる意味がある。
"影"のお前になんかわかるわけないだろ。
へぇ…じゃあさ。
その生きる意味って、なんなの？
……………。
僕は…僕の生きる意味は…。
あれ？
それって
なんだったっけ？
ーーー
「っはぁ！はぁはぁ…！！」
目が覚める。
僕は一体何をしてたんだ？
確か蹴り飛ばされて、壁に激突して、それで苦しいって思ってたら、なんでだか意識が沈んで。
「あ…まさ、か」
あいつに呑み込まれ掛けた？
「…やっちゃった」
両手で顔を覆う。
抑えていたのに。
隙があれば僕を呑み込もうとする。
能力がある限り、切っても切れない存在。
最近は話しかけてくる声も大きくなってきた気がするし…このまま能力を使い続けたら、僕はきっと…。
そこまで考えて身震いをする。
「…ジンヒョンから電話…」
携帯が鳴っているのに気付き、僕は電話にでた。
『テヒョン、今どこにいる？撤退だよ。ちょっと予想外なことが起きたけど、目的は果たした』
「…そうなんだ。良かったね…」
『それがあんまり良くはないんだけど…って、テヒョンどうした？なんかあった？？』
こういう時のヒョンは、なんでだか勘が鋭い。
声だけだってのに。
昔からずっと一緒にいるせいかな。
「ううん、なんでもないよ…大丈夫だから…」
『そっか…迎えに行こうか？どこにいる？』
「ん、本当に大丈夫。僕がヒョン達の方に行くよ。僕大分奥にまで来ちゃってるし。多分そっちの方が脱出の目標地点も近いだろうし効率もいいよ…」
『…わかった。あんまり無理はするなよ。なんかあったら連絡しろ？』
「…は〜い…」
電話を切り、深く息を吸う。
僕が僕でいられるのは、一体いつまでだろう。
このまま帰って…もしヒョン達に迷惑でも掛けたら…。
「このままじゃダメだよね」
僕は泣きながら笑った。
ーーー
視点の変動多くてごめんなさい！
色々と散りばめてしまった結果読みにくくなってしまいましたね。泣
そして中々Aちゃんも出せず…。
反省します。泣泣
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yui(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます！それは誰が為に 5公開しました。 (2020年5月22日 3時) (
レス) id: b7a9992a65 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 伊狐さん» ありがとうございます！それは誰が為に 5公開しました。 (2020年5月22日 3時) (レス) id: b7a9992a65 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - いつも読ませていただいてます。とっても面白いです。パスワードを教えていただきたいです。今後も楽しみみしてます! (2020年5月22日 2時) (レス) id: 7b2d92024a (このIDを非表示/違反報告)
伊狐(プロフ) - この作品が大好きでお気に入りです！パスワード教えてください！これからも応援しています！ (2020年5月22日 2時) (レス) id: c76b536d3e (このIDを非表示/違反報告)
レオナ(プロフ) - ジュンピ落ちがいいです！これからも頑張ってください！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 4de243fabb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2020年3月30日 22時
