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長い ページ23

スーに連れて行かれたお店は
いかにも、な感じの高そうなお店で。


カラフルな夜景が見える通路を、慣れた様子で歩いて行くスーの後ろに必死について行くけど。



ヒール履いてるし、寝起きだし。

疲れてるし、もう帰って寝たいし。


不平不満だらけの顔で、高いヒールでボロボロになった足で、訴えるような目でスーを見たら、


T.O.P『・・・・・(笑)』


珍しく、紳士っぽく腕を差し出して。
まるで映画のワンシーンみたいに、こんなボロボロの私をエスコートしてくれる。




いつもと違うシチュエーションに、最初こそドキドキしたけど。


あまりにも長いフロアが続くから、もういい加減足も限界を迎えてきて。

何食わぬ顔で黙々と歩くスーに、
ねぇ、まだ?
って言おうとした瞬間。


スーが立ち止まって、こっちをチラッと見た。


『・・・・・?』

何?
って顔でスーを見たら、

T.O.P『もうちょっとだから頑張れ(笑)』

って、なんか励ましてくる。


え。

まだ歩くの?


なんて。

うんざりした気分で、ほぼ全体重をスーに預けて寄りかかったまま、

もう歩けないんだけど。

なんて考えながら、目の前のお洒落な扉をスーが開けるのをじーっと見ていた。





パーン!!!


パン!!パーン!!!!!



『?!!!』


入ったと同時に物凄い音がして。


『え?!
何?!(汗)』

T.O.P『・・・・・(笑)』



それが私達を出迎えるお祝いのクラッカーの音だと認識するのに少し時間がかかった。


『え?!(汗)』


何が起きたかわからなくて、
目の前で笑ってるメンバーとスーを交互に見るけど、

スーはしてやったりな顔で笑ってるだけで何も説明してくれないし、


メンバーから次々に『おめでと〜!!^^』
と言われるけど、
何がおめでとう、なのか全くわからない・・・・



『ケーキ来たぞ〜!^^』

っていう誰かの声に、
一斉におぉ〜っ!!っていう歓声が聞こえてきて。


多分、この中でただ一人。

未だに事態が飲み込めてない私の前に運ばれてきた大きなケーキの上でキラキラ光る文字を見て、初めて。

『あー!!!(汗)』

T.O.P『・・・・・^^』


やっと、この状況を理解した。



『あー!!記念日?!!(汗)』


そう言ってスーを見上げると


T.O.P『?!!
今?!(笑)』

私よりはるかに驚いた様子でこっちを見た後、
ありえない。って顔してあきれて笑った。

お祝い→←打ち上げ



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設定タグ:BIGBANG , T.O.P , タプ   
作品ジャンル:恋愛
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たか(プロフ) - どんぺんさん嬉しいです。まだお話あるんですね(*≧∀≦*)新作出たらぜひぜひ読ませていただきますねーーーー。 (2018年7月14日 9時) (レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)
どんぺん(プロフ) - たかさん» たかさん★こんばんは^^嬉しいお言葉ありがとうございます^^実はまだあと考えてる分だけで3〜4作品ございます(笑)それを全部公開させていただくかはわかりませんが、今もT.O.Pさんの作品を執筆中ですので、良ければ今後ともよろしくお願いします(泣) (2018年7月14日 0時) (レス) id: 3e29cd339b (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - どんペんさんこんばんは。たぷのお話終わりでしょうか…淋しいです…(;ω;)大好きな作品ですのでまだまだ続きが読みたいです。わがままな読者ですがよろしくお願いしますm(._.)m (2018年7月13日 23時) (レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どんぺん | 作成日時:2018年7月7日 20時

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