オッパ ページ12
慣れない土地で、慣れない言葉に慣れない景色。
一人で楽しむにはちょっと寂しい異国の空気。
まだ訪れたことのないこの場所で、一人で出掛ける気分にもならなくて。
スーのいないホテルで暇を持て余した私は、マネージャーさんにお願いして予定よりも随分早く、スーのいる会場に連れて行ってもらった。
『こちらです＾＾』
って案内された舞台裏には、もう既にたくさんのスタッフさんが忙しなく動き回っていて。
邪魔しないようにそっと通路の端を歩いて、マネージャーさんの後について行った。
？『もう〜！オッパ〜！！(笑)』
遠くで楽しそうな話し声が聞こえる。
MG『すみません(汗)
この奥の突き当たりの部屋です！(汗)』
話しかけられたり電話がかかってきたりと、忙しそうにしているマネージャーさんに
『あ、はい！(汗)
すみません！ありがとうございます！＾＾』
手早くお礼を言って、指示された方へと足を進める。
？『やめて、ちょっと〜！！(笑)』
賑やかな笑い声が段々近づいてきて、
次第に人だかりが見えてくる。
？『もう〜！(笑)
オッパってば〜！！(笑)』
VI『ヒョン！(笑)
違いますって！(笑)
こうですよ！こう！！(笑)』
DL『あー！！ヒョン！！(笑)
ちょっとそれはダメですよ〜！(笑)』
楽しそうな輪の中に入っていいものか。
盛り上がってるこの空気に水を差していいものか。
躊躇したまま、ドアの前まで辿り着いて。
なんだかやけにテンションの高いメンバーと、その中で一際目立つ変な頭でふざけてるその人を通路からじーっと見つめた。
T.O.P『そしたら〇〇がこうやって・・・(笑)』
GD『そうそう！(笑)』
？『もう〜！！(笑)
オッパ〜！！(笑)』
多分ダンサー？かな？
っていう若くて細くて可愛い女の子ととても楽しそうにはしゃいでるから、
別に牽制とかそんなつもりじゃなくて。
ただ、楽しそうな空気を邪魔しちゃ悪いな〜と思って、声をかけるタイミングを見計らってたんだけど。
VI『あれ？！Aヌナ？！』
T.O.P『？！！』
『！！！』
相変わらず、勘がいいというか、目敏いというか。
こんな時ぐらい、気付いてくれなくてよかったのに。
入るには入れずその場の空気に紛れようと息を潜めてた私をいち早く見つけて、
VI『あー！ヌナ！もう来てたんですね〜！＾＾
早く！早く！こっちですよ！こっち〜！＾＾』
頼んでもないのに手を引っ張って中に誘導してくれる。
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たか(プロフ) - どんぺんさん嬉しいです。まだお話あるんですね(*≧∀≦*)新作出たらぜひぜひ読ませていただきますねーーーー。 (2018年7月14日 9時) (
レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)
どんぺん(プロフ) - たかさん» たかさん★こんばんは＾＾嬉しいお言葉ありがとうございます＾＾実はまだあと考えてる分だけで3〜4作品ございます(笑)それを全部公開させていただくかはわかりませんが、今もT.O.Pさんの作品を執筆中ですので、良ければ今後ともよろしくお願いします(泣) (2018年7月14日 0時) (レス) id: 3e29cd339b (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - どんペんさんこんばんは。たぷのお話終わりでしょうか…淋しいです…(；ω；)大好きな作品ですのでまだまだ続きが読みたいです。わがままな読者ですがよろしくお願いしますm(._.)m (2018年7月13日 23時) (レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どんぺん | 作成日時：2018年7月7日 20時
